1.目的
① 大津圏域の障害福祉のサービス提供事業所における高齢障害者の支援に必要な視点やスキルの獲得
② 大津圏域の障害福祉サービス事業所における高齢障害者の実態調査と課題整理
③ 高齢障害者が地域で安心して暮らすためのシステムやネットワークの構築
2.参加者
・障害福祉課、長寿政策課、市内の就労継続支援事業所及び生活介護事業所の支援員、市内グループホームの支援員及び看護師、障害者相談支援事業所の相談員、大津市介護支援専門員協会、生活支援センターの作業療法士
3.取り組み内容
・大津市内の障害福祉サービス及び相談支援事業所に高齢障害者に関するアンケートを配布して、意見収集を行い、課題分析を行う。
①介護保険事業所との連携
・介護保険の移行や利用が円滑に進むための仕組みづくり
・障害支援や障害福祉に関するケアマネの理解、介護保険に関する障害分野の理解を促進するための研修会の開催
②障害福祉現場での取り組み
・支援者から高齢障害の支援で現場困っているケースの事例報告をしてもらい、課題解決に向けた事例検討を行う。その際に専門職にも入ってもらい助言をもらう。
・高齢障害者の支援に関する障害福祉現場の底上げのための研修会の開催
4.現在出ている課題
・障害分野の支援者に高齢者支援に必要な配慮や知識が不足している。そのため、本人に必要な支援が十分できていない。また、適切な支援に繋がっていないケースがある。
・株式会社三菱総合研究所が平成30年3月に作成した「相談支援専門員と介護支援専門員との連携のあり方に関する調査研究事業」報告書に大津市の取り組みが掲載されています。興味のある方は下記のPDFをダウンロードしてください。
・協議会では高齢障害者プロジェクトを立ち上げて介護保険移行に関して大津市のケアマネ協の方々と障害分野の事業所で現状と課題を協議して、移行に関するハンドブックを作成しました。
介護保険サービスと障害福祉のサービスの基礎的な部分を説明した動画です。