【視覚障害とは?】
①盲
視覚的な情報を全く得られない、あるいはほとんど得られない人たちです。しかし、「盲」といっても視力がゼロとは限らず、明暗の区別ができる人、目の前に出された指の数がわかる人など様々です。早期に失明した場合、文字の読み書きには点字を用い、単独で移動する際には白杖または盲導犬を使用している人が多いですが、中途失明では、読み書きや移動が困難な場合があります。
②弱視(ロービジョン)
自分のもつ視力によって自立した日常生活を送ることはできるが、見ることによって受け取る感覚・情報がきわめて少ない状態で、眼鏡などで矯正したあとに測定して視力が0.3未満をいいます
【「視覚障害」ってどんなこと?】
*視力をほとんど活用できない方の影響
・音声、触覚、嗅覚など、視覚以外の情報を手がかりに周囲の状況を把握しています。
・文字の読みとりは、点字に加えて最近では画面上の文字情報を読み上げるソフトを用いてパソコンで行うこともあります。(点字の読み書きができる人ばかりではない)
・視力をある程度活用できる人の場合は、補助具を使用したり文字を拡大したり近づいて見るなどの様々な工夫をして情報を得ています。
*弱視の方の影響
・ものがぼやけて見える(ぼやけ)
・まぶしさを感じる(羞明)、暗い場所では見えない(暗順応の困難)
・視野が中心部だけになる(求心性視野狭窄)
・視野の中心部がみえない(中心暗転)
【大津市内に視覚障害の方は何人くらいるの 】
・視覚障害者で身体障害者手帳を所持している方は大津市内に908人(令和2年3月31日時点)います。
【視覚障害者の合理的配慮の相談はどこにしたらいいの? 】
・大津視覚障害者協会にご相談ください。
・住所:におの浜 4-2-33 大津市立障害者福祉センター内
・TEL:077-523-3799