・障害のある子どもたちへの支援に当たっての教育と福祉の連携と支援が必要な子どもやその保護者が、乳幼児期から学齢期、社会参加に至るまで、地域で切れ目なく支援が受けられるよう、大津市障害者自立支援協議会で、2016年より学齢期プロジェクト会議を設置。話し合いの中で、学校側には「子どもの個人情報を外部にしゃべってはいけない」という壁があることが見えてきた。そのため、「連携しましょう」ではなく、「モデルケースとして取り組んでみませんか?」と声をかけた。学校も「トライアングル」「連携に取り組む」という通知が出ていたので、「モデルケース」には取り組みやすかった。
・モデル事業を経て、学校、福祉事業所、家庭の連携を促進し、情報共有をスムーズにしていければと、情報共有シートを作成。それぞれ別々だった連絡帳を一つにまとめ、その日の家庭、学校、事業所までの流れや様子が1枚の用紙で解るようにする。本人の様子(成長、困り事、支援の仕方)を共有するツールとして使用。プロジェクトの内容を冊子にして、放課後デイ事業所、学校、相談支援事業所に配布
・プロジェクト会議としては終了したが、継続して子ども部会トライアングルグループとして年数回会議を開催して、教育と福祉と家庭の連携を図っている。