2日間合わせて、参加者は総数100人で、ケアマネジャーが45人、地域包括支援センターの職員が20人、相談支援専門員が24人、行政等の職員が11人でした。
当日の内容は下記の通りで、前半は介護保険移行に関する行政説明、後半は大津市権利擁護サポートセンターの協力も得て「高齢障害者の権利擁護及び8050問題」に関する報告と意見交換を行いました。
①高齢障碍者プロジェクトの紹介
②65歳での介護保険移行に関する行政説明。(負担額減免措置も含めて説明)
③障害分野の相談支援事業所からの8050問題に関する事例報告。
④大津市権利擁護サポートセンターから高齢障碍者等の支援の現状報告
⑤グループワーク
今回はオンライン開催ではありましたが、大津市の湖西側と湖南側と2つのブロックに分けて、できるだけ同じエリアで活動している障害分野の相談員と高齢分野の相談員が集まり、意見交換や関係構築できる場を設定しました。
参加者からは以下のような感想がありました。
「今回の研修で、障害を持った高齢者が増えている中、高齢者と障害者を縦割りで支援を考えるのではなく両方の制度を理解した上で、利用者にとって何がよいか、支援者間で検討、関わりを持っていく必要があると感じました。」
「みなさん障害サービスから介護保険サービスへ移行する際の課題を感じておられたのだ
と感じました。65歳以上になると必ずしも介護保険に移行しなければならないのではな
く、個々の事情に応じて申請することが可能とわかり勉強になりました。」
今後も連携強化に向けて定期的に研修会を開催したいと思います。なお、次回は来2023年の6月ごろに予定しています。
今回の研修会の資料を公開しますので、興味のある方はぜひダウンロードして閲覧、またご活用ください!