1月の定例会を開催しました。「職員研修」「地域共生社会」をテーマに取り上げました。
1、「研修」をテーマに、2019年度に開催した研修を振り返り、新年度にどんな研修をしたらいいかグループで検討をしました。
① 自立支援協議会人材育成部会より報告
②大津市障害者虐待防止センターより報告
③大津市発達障害者支援センターかほんより報告
→その後、意見交換のグループワーク
(下段に続く)
2、大津市社会福祉協議会からみた大津の障害福祉の講演をしていただきました。
(大津市社会福祉協議会井ノ口氏)
障害、高齢、児童、生活困窮という分野別のもの横断的にするのが社協だった。
ただ、地域は希薄化してきている。分野ごとに手をつないでいくことが大切。
地域住民は、
「包摂」⇄「気にかける」⇄「無関心」⇄「排除」
を行ったりきたりしているような状況。
障害関係のことは、「地域課題」としてあがりにくい。
<みんなで手をつなぐために社協でやってきたこと>
大津市社会福祉協議会施設連絡会のとりくみ。
同じ地域にある、障害者施設と保育園と高齢者施設等がお互いのことを知ろうという連絡会。顔の見える関係づくりをして、一緒に何かできないか?
志賀ブロック→共通課題は人材不足。
子どもの頃の福祉学習に力をいれよう!
学校に「福祉施設でこんな出前講座ができますよ!」と冊子を配った。
また、他には、ひきこもりや生活困窮の方たちのお仕事体験の受け入れを福祉施設にお願いした。高齢者施設の洗濯の手伝いや草引きなどなど。
お互いの地域の困りごとを出し合っていこうというとりくみ。
<大切な事>
虫の目(1人を見る)
鳥の目(俯瞰してみる)
魚の目(流れを見る)
それが、結び目にになる。(by井ノ口さん)
障害分野だけなく、一緒に活動していくことが大切。