最終日に参加してくれた学生さんの報告会を開催!
いろんな事業所の職員さん、そしてその利用者さん(障害のある方々)と出会い、共に過ごすことで、どんな印象を持ったのでしょうか。
またそこには、どういった気づきや学びがあったのでしょうか?
大津市内のグループホームで暮らす、びわこたろう(仮名)さんは平日の日中は通所施設に通い、夕方は余暇支援のヘルプを利用する男性です。
ひとくくりに福祉の仕事といえども、時と場合によって必要な支援の方法や、関わり方も異なっていきます。1人の人を多くの人で支える、それはどういうことなのか?現場のワーカーのみなさんはどういった事を考えたり、感じたりしながらたろうさんのを支援しているのでしょうか?
ヨコヨコインターン2日と3日目は、体験のプログラムを実施、放課後等デイサービスと通所事業所(今回は就労継続支援B型)の現場で人と出会い、支援の現場を知る機会を設けました。
今年度3回目の定例会を集合で開催しました。
前半は人と動物の福祉向上を目指して活動する団体「おおつ人と動物の福祉を考える会議」の代表の方より、障害のある方がペットを飼育する際の現状や課題を把握し支援のあり方を考えることを目的としたアンケート実施に関する説明と大津市におけるペット飼育問題の現状報告をしていただきました。その後、大津市の日中一時支援の見直しの説明と4月から協議会で立ち上げる居場所プロジェクトの報告を行いました。
休憩を挟んで、後半は大津市の次年度の機構改革と障害福祉の予算の説明を障害福祉課課長より説明を頂いた後、大津市の今年度の障害者虐待の実態報告を虐待防止センターの方にしていただき、最後は就労選択支援事業の10月スタートに伴い協議会内に就労選択支援プロジェクトを立ち上げる報告を事務局より行いました。
ヨコヨコインターン2025冬!を開催しました!今回も、おもしろいワーカーさんたちの人生からスタート!
精神福祉部会では大津市における精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの構築の検討を行っていますが、今年度も大津市保健所と合同で研修会を開催しました。
なお、今年度は西宮市で地域移行に取り組む特定非営利活動法人ハートフルの所長 の角野太一 氏をお招きして、西宮におけるつなげるための6つの取組とピア活動の紹介をしていただきました。西宮市では、権利擁護を基本として、 地域移行支援や退院等に繋がるとともに、地域における関係機関との連携強化を図る「地域移行推進事業」に取組まれています。その取り組みの報告を受けて、大津市としての『つながる仕組み』を考えるグループワークを行い、いろいろなアイデアが出されていました。
大津市障害者自立支援協議会では、平成27年度より障害福祉サービスの関係者と介護保険サービスの関係者が集まり高齢障害者プロジェクト会議を立ち上げました。大津圏域の高齢障害者の実態調査と課題整理を行い、障害のある方が高齢になっても地域で安心して暮らし続けるための仕組み作りの検討を行い、齢福祉分野と障害福祉分野の連携をより深めるための学習会を定期的に開催してきました。今年度2回目の研修会を2月24日に開催。今回は「聴覚障害の高齢者の支援及び精神障害者の介護保険移行、介護保険と障害福祉サービスの併用利用」をテーマに介護保険分野と障害福祉分野の支援者がどう連携して本人に必要な支援を継続していくか検討しました。特に介護保険と障害福祉サービスの併用利用に関しては今回プロジェクトで検討をして一部見直しを行うこととなりました。その説明も行いました。
大津市障害者自立支援協議会精神福祉部会が共催した映画「生きて、生きて、生きろ。」上映会を行いました。この映画は震災と原発事故からに見舞われた福島における時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病に関して、その喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支える医療従事者たちのドキュメンタリー映画です。
当日は約50人の参加者があり、映画上映後に宮城県の女川町保健福祉センターにて、震災支援にあたっていた鶴幸一郎氏によるみやぎ心のケアセンターの取組みに関するアフタートークがありました。
大きな災害が立て続けに発生している中、災害後のメンタルヘルスに関して参加者の皆さんと共に学び、考えていく機会となりました。
大津圏域では、自立支援協議会内に高次脳機能障害連絡調整会議を令和元度より設置し、高次脳機能障害の方の支援状況の共有や課題の整理などを継続して行っています。また、高次脳機能障害の方の支援の理解啓発の為の研修会も毎年開催しております。
令和元年から研修会を開始し、今年度で6回目になります。今回は2部構成で、第一部ははやし脳神経外科クリニックの林先生と日下部看護師に地域で高次脳機能障害の方の医療に携わる方の報告を前半していただき、第二部は就労継続支援事業所B型いしづみの当事者及び職員の方に協力をしていただき大津市で暮らす当事者の方からの報告を聞いていただきグループワークを行いました。
2013年に国の「職場における腰痛予防対策指針」が改定され、『人力での抱え上げは、原則行わせない。リフトなど福祉機器の活用を促す』ことが明示されました。これまでの日本の腰痛予防策では、重量物の制限はあっても、「人力による人の抱え上げ」は除外されてきた経緯があり、今も多くの事業所で人力による抱え上げが行われているのが実情です。