*目的
・大津市における日中一時支援事業の運営の現状や課題に関して事業所同士が情報交換を行う場
・大津市民の日中一時支援のニーズに対応するための事業の見直しや新たな取り組みのために事業所と行政で協議検討を行う場。
・日中一時支援事業に関わる職員の質の向上と今後の事業展開を考えるための研修を行う場
*経過
日中一時支援事業は障害者自立支援法施行に伴い2006年より地域生活支援事業として障害者や障害児の介護を行う者の一時的休息や就労支援などを目的に日中において一時的な障害者(児)の活動の場を確保する事業として要綱で位置付けられ制度として開始。
大津市においても2006年から事業が開始されたが、日中一時支援の利用者は年々増加しており、希望者も増加している状況である。
大津市障害者自立支援協議会では2022年度から大津市における日中一時支援事業所の拡充を目指すためのプロジェクトを立ち上げて検討を行い、日中一時支援事業が障害の種別や程度に関わらず利用しやすい形になり、一定の支援の質の担保と向上ができる形になることを目指した提言を2023年度に作成をして行政に提出を行った。
その後に大津市では2024年度に日中一時支援の利用対象者の見直しと単価及び制度運用に関する一部見直しを実施。利用対象者の見直しに関しては現状決定をしていたホームや単身生活の方の利用を今後どうするかが大きな論点となり、2025年度に自立支援協議会内に居場所プロジェクトを立ち上げて検討することとなった。また、単価と制度運用に関する見直しに関しても日中一時支援事業所から継続して行政と事業所とで協議をする場が必要との声があり、日中一時支援協議会を自立支援協議会内に立ち上げて検討することとした。
*運営方法
・2025年度に大津市障害者自立支援協議会の部会の一つとして立ち上げ。
・開催頻度は年4回程度。
・協議会の毎回の内容や運営に関しては、日中一時支援事業所の中からコアメンバーを選定して検討を行う。また、コアメンバーの中から部会長を選任。部会長は2年を任期に交代していく。