大津市障害者自立支援協議会精神福祉部会が共催した映画「生きて、生きて、生きろ。」上映会を行いました。この映画は震災と原発事故からに見舞われた福島における時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病に関して、その喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支える医療従事者たちのドキュメンタリー映画です。
当日は約50人の参加者があり、映画上映後に宮城県の女川町保健福祉センターにて、震災支援にあたっていた鶴幸一郎氏によるみやぎ心のケアセンターの取組みに関するアフタートークがありました。
大きな災害が立て続けに発生している中、災害後のメンタルヘルスに関して参加者の皆さんと共に学び、考えていく機会となりました。
大津圏域では、自立支援協議会内に高次脳機能障害連絡調整会議を令和元度より設置し、高次脳機能障害の方の支援状況の共有や課題の整理などを継続して行っています。また、高次脳機能障害の方の支援の理解啓発の為の研修会も毎年開催しております。
令和元年から研修会を開始し、今年度で6回目になります。今回は2部構成で、第一部ははやし脳神経外科クリニックの林先生と日下部看護師に地域で高次脳機能障害の方の医療に携わる方の報告を前半していただき、第二部は就労継続支援事業所B型いしづみの当事者及び職員の方に協力をしていただき大津市で暮らす当事者の方からの報告を聞いていただきグループワークを行いました。
精神福祉部会では大津市における精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの構築の検討を行っていますが、今年度も大津市保健所と合同で研修会を開催します。
なお、今年度は西宮市で地域移行に取り組む特定非営利活動法人ハートフルの所長 の角野太一 氏をお招きして、西宮におけるつなげるための6つの取組とピア活動の紹介をしていただく予定です。西宮市では、権利擁護を基本として、 地域移行支援や退院等に繋がるとともに、地域における関係機関との連携強化を図る「地域移行推進事業」に取組まれています。その取り組みから大津のみんなで精神科医療から『つながる仕組み』を考えるグループワークをする予定です。
大津市における障碍者虐待防止に関する市民・家族向けの研修会をご案内させていただきます。植草学園大学 副学長の野澤 和弘氏をお招きして、「障害のある人が幸せに暮らしていくために」というタイトルで、津久井やまゆり園の事件のこと、障害者と家族のこと、障害者虐待防止における支援者の役割と幅広い内容でお話しをしていただきます。
また、今回の研修はオンラインでの視聴または期間限定の動画配信も予定しています。
貴重な機会ですので是非ご参加ください。
2013年に国の「職場における腰痛予防対策指針」が改定され、『人力での抱え上げは、原則行わせない。リフトなど福祉機器の活用を促す』ことが明示されました。これまでの日本の腰痛予防策では、重量物の制限はあっても、「人力による人の抱え上げ」は除外されてきた経緯があり、今も多くの事業所で人力による抱え上げが行われているのが実情です。
BCPの策定と研修及び訓練は障害福祉の全サービスが必須となり、今年度からは報酬改定により未策定だと減算対象となりました。
自立支援協議会では自然災害時の業務継続計画の策定と研修を後押しするためにBCP策定プロジェクトを立ち上げて、ツールの開発と研修訓練の企画を毎年していますが、今年度も全体研修会を2025年1月24日に開催しました。
ヨコヨコインターン夏の最終日は学生さんからの報告でした。障害福祉の世界が学生さんたちからどのように見えたのか…。
春から始まった、2024おおつ合同新人研修。全9回を無事に終えました。
ヨコヨコインターンとは?
ヨコヨコ Lab.が主催・企画を担当を行う、法人の垣根を越えて大津市内の障害福祉事業所を覗き見できる5日間のスペシャルなインターンです。
今回、6人の学生さん達に参加して頂きました。
自立支援協議会では2022年度から自然災害時の業務継続計画の策定と研修を後押しするためにBCP策定プロジェクトを立ち上げて、ツールの開発と研修の開催をしています。今年もその一環としてNPO法人高齢者住まいる研究会が開発した災害想定ゲームKIZUKIを購入して体験研修会を9月、10月と2回開催しました。
両日合わせて市内の障害福祉サービス事業所の支援者約30人が参加。災害想定のゲームを通して、大規模災害時の通所施設の職員の対応に関して検討しました。